GCCについて

グローバル・コミュニケーション・センター

Global Communication Center

グローバル・コミュニケーション・センター(GCC)は、グラミン・コミュニケーションズのR&Dの拠点として、すべての人々に社会サービス(保健医療、教育、起業機会提供など)を提供や収入を生み出すためのICT(情報通信技術)の研究開発、教育活動をおこなっています。 GCCは創業以来、途上国の社会情報インフラストラクチャー(SII)のモデル構築を目指し九州大学との共同研究を行っています。九州大学とグラミン・コミュニケーションズは2007年に交流協定を締結しました。GCCはバングラデシュと日本(九州大学)に研究開発拠点を置いています。

これまでにICTを中心に各種の技術による世界的な社会課題の解決を目指すプロジェクトや、リバースイノベーションへによる日本への技術サービスの応用(被災地域や限界集落の支援など)も視野に入れたプロジェクトを展開してきました。主なプロジェクトとしてICTを活用した農村情報プラットフォーム(GramWeb)、農家の所得向上プロジェクト(iFarM、JICA草の根技術協力事業)、ICカード式電子通帳(ePassbook)、車搭載型社会サービス (トヨタ-Social Services on Wheels)、健康促進と保健医療サービスの提供(PHC、ポータブル・ヘルス・クリニック)などがあります。

また、IROP(International Research Opportunity Program 国際調査交流機会提供プログラム)では、途上国の社会課題の認識や解決のためのアイデアを生み出し、ソーシャル・イノベーションを促進するスタディツアーを実施しています。現在、年間100人のペースで、ソーシャル・ビジネスに関心を持つ社会人、学生、研究者に対してバングラデシュなどの国々への渡航と社会課題解決の研修プログラムを提供しています。

GCC 日本本部オフィス

819-0395 福岡市西区元岡744番地

九州大学 伊都キャンパス ウエスト2号館 Social Tech Lab. (アシル研究室)内